この4月、日本画の体験レッスンでは牡丹を描いている。
紅白の牡丹に、アゲハ蝶が飛んでいる図だ。
一見、可愛らしい絵柄に微笑むが、
いざ描いてみると、
「牡丹って、こんな花だったっけ?」とか
「蝶々って、こんな体だったの?」とか、
クラスは賑やかになる。
牡丹の花芯の形状ほど、皆が驚くものはない。
そして、牡丹の花芯の形状ほど、
牡丹の「プライド」を感じられる部分は他にない。
普段、まったく目にも留めないところに、
こころがあったのだなぁ、と感動する。
今度、牡丹にカメラを構える時は、もう以前の自分たちのように、
花の全体の姿を写すだけでは物足りないだろう。
なぜなら、
外見の姿だけではなく、もっと他に見るところがあった時、
人間とはこんなにも、嬉しく幸福感を味わうものなのである。
この幸福感を、絵を描くことを通して、学ぶことができる。
2025-04-16 20:32:53
教室でのお話/Talikng in classes