絵画が、財産や金銭の代わりに通用されたのは、
芸術が存続する上で、メリットだったのかもしれないが、
私なんかは、
「絵って何なんだろうなー」と思ってしまう側だ。
描く方は自然界と呼応して描いていて、
お金が流通する物質界とは真反対のところで心血を注いでいる。
できあがった作品が、まるで陰陽のバランスを保とうとするかのように、
物質界にまみれた上で存在しているのを見ると、
ほんとうに作品は命を吹き込まれた、生き物なんだと思う。
最近、ヴィオニッチ手稿の内容の話を聞いて、
生命の吹込み方が記されているかもしれないという話だったのだが、
同様のことを芸術家はしているのだろう。
生命は、吹き込めるのだ。気付かない内にも。
2025-04-16 20:41:05
教室でのお話/Talikng in classes